GitHubのプロフィールページにある緑色のコントリビューション図を見ると、達成感を覚えることがあります。しかし、ローカルリポジトリでも同様の統計を確認したい、またはプライベートプロジェクトのコントリビューション状況を分析したい場合、gitcsは軽量で実用的な選択肢となります。

プロジェクト概要

属性内容
GitHubhrtsegv/gitcs
Stars131
言語Go
特徴ローカルGit可視化、コマンドラインコントリビューション図
最終更新2ヶ月前

解決する問題

日常の開発において、よくあるシナリオ:

  • 特定のプロジェクトへの投入頻度を素早く把握したい
  • チームに特定期間の作業密度を示す必要がある
  • 複数のローカルリポジトリの全体的なコントリビューション分布を分析したい
  • プライベートプロジェクトではGitHubのコントリビューション統計が利用できない

gitcsはローカルGitリポジトリのコミット履歴をスキャンし、GitHubスタイルのコントリビューションヒートマップを生成することで、これらすべてをコマンドラインで実現します。

主要機能

ローカルリポジトリスキャン

パスを直接指定すれば、GitHubへのアップロードは不要:

gitcs scan /path/to/your/repo

可視化コントリビューション図

ASCIIスタイルのヒートマップを生成。濃い色ほどコミットが多く、一目瞭然:

Jan  Feb  Mar  Apr  May  Jun  Jul  Aug  Sep  Oct  Nov  Dec
  ░   ░   ░   █   █   █   ▓   ▓   ▒   ▒   ░   ░

多角的統計

可視化グラフに加えて、詳細な数値統計も提供:

  • 総コミット数
  • 連続コントリビューション日数
  • 最も活発な時間帯
  • ファイル変更概要

バッチ分析

複数のリポジトリを同時に分析し、全体的なコントリビューション状況を集計:

gitcs scan --multiple ~/projects/*

インストールと使用

Go経由でインストール

go install github.com/hrtsegv/gitcs@latest

またはプリコンパイルバイナリをダウンロード

Releasesページからお使いのシステムに対応するバージョンをダウンロードしてください。

基本的な使い方

# カレントディレクトリのgitリポジトリをスキャン
gitcs

# 指定リポジトリをスキャン
gitcs scan ~/workspace/my-project

# JSON形式でエクスポート
gitcs scan --json ~/workspace/my-project > stats.json

他のツールとの比較

ツールタイプ特徴
GitHub Contributionsオンライン公式統計、GitHubホストリポジトリのみ対応
git-quick-statsCLI純粋なテキスト統計、可視化グラフなし
gitcsCLIローカル可視化コントリビューション図、ヒートマップ表示をサポート

活用シナリオ

個人開発者

  • 自身のコーディング習慣と投入時間を追跡
  • 年末の振り返りに作業可視化レポートを生成

チーム協働

  • チームメンバーの特定プロジェクトでの活動度を素早く把握
  • Code Review前のプロジェクト健全度チェックとして

オープンソースメンテナー

  • コミュニティコントリビューターの参加パターンを分析
  • プロジェクトの活発度とメンテナンスサイクルを識別

注意事項

  • ローカルリポジトリ履歴のみを分析し、データをアップロードしない
  • コミット統計はGit設定のユーザー名とメールアドレスに基づく
  • 履歴を書き換えたリポジトリ(rebase/squash)では統計結果に影響が出る可能性がある

まとめ

gitcsはシンプルだが実用的な開発ツールで、GitHubスタイルのコントリビューション図をローカル環境にもたらします。Star数は131と少ないものの、ローカルGit統計が必要なシーンで空白を埋めます。自分のコーディング活動を確認したく、かつGitHubに依存したくない場合、このプロジェクトは試す価値があります。


属性内容
リポジトリhttps://github.com/hrtsegv/gitcs
ライセンスMIT
言語Go
メンテナー@hrtsegv